「唐代胡人俑」のユーモア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪市立東洋陶磁美術館へ「唐代胡人俑」を観に行きました。

 

と書くと

いかにも私は中国の歴史にくわしいように聞こえますが

ほぼ知識ゼロ、というか、まったくナシ。

たまたま商店街を歩いていて

お店の前に置かれてた、この黄色いインパクトあるチラシが

目に入りました。

 

なんだ。この身体の動きは……。

それだけが気になって観に行きました。

 

胡人俑とは、2001年に発見された唐時代の将軍のお墓に

副葬されていた人形だそうです。

730年ごろ。(チラシ曰く

そんなずーっとずーっと昔の古い時代から

こんなちょっと人を小バカにしたような動きの人形を作って

しかも将軍のお墓に埋葬してしまう感性が不思議です。

その上、実物をまぢかで見ると

細い筆で胸毛や鼻毛まで描いてるのまでありました。

 

もしかして

けっこうフマジメな人が

「こんなんオモシロイんちゃうん?」

って感じで作ってたのかも?と思いました。

 

作品の名前や年代を書いたプレートには

それぞれの後ろ姿が、小さな写真でプリントされてましたが

それがかなり可愛らしかったです。