優しい講師と厳しい講師。

私が通っている英会話学校には

クリスというベテラン講師がいます。

 

クリス先生のレッスンは、英字新聞から記事をピックアップし

その内容について生徒同士で議論させます。

ちなみに先日のレッスンでは

「文科省が調査した教師の長時間労働の実態」

についてでした。

 

こんな風に、とりあげる記事は政治や社会問題などの時事ネタなので

そもそもそれについての自分の意見を持っていないとならず

そのうえ

それを話すのに全く追いつけてないボキャブラリーと英会話スキルなので

いつもレッスンが終わると

「思ったことの半分もしゃべられへんかったー……」

と、机に突っ伏すことしばしば。

自分の向上しない語学力を思い知り

ガックリ肩を落として、小石をけりけり帰路につくのです。

 

さて。

今日は新しい講師のレッスンをとりました。

アメリカ人の優しく楽しい講師。

ボディランゲージも面白く

レッスンはリラックスして和気あいあいでした。

でも、レッスンが終わると

なんだかクリス先生のキビしいレッスンが恋しくなりました。

どうも私には

ピリッと緊張感のあるレッスンが性に合ってるみたいです。

……とここまで書くと

まるで私は、英語で議論もできるぐらい「喋れる人」のようですが

街で外国人に道を聞かれても

いまだにアワアワしてしまうレベルです。