週末、松竹座で新派のお芝居を観ました。
じつはあまり演劇は詳しくなくて
新派といっても「ええっと。役者さんは誰がいてるの???」って感じで
前日に友人から
「チケット2枚頂いて、、江戸川乱歩の『黒蜥蜴』とか山田洋次とか興味あります?」
と声をかけられて
昔、何度か美輪明宏氏の「黒蜥蜴」の舞台を観て素敵だったので
黒蜥蜴は観てみたい!
と誘いに乗りました。
1幕目が江戸川乱歩の「黒蜥蜴」、
2幕目は山田洋次監督原作脚本で「家族はつらいよ」
でした。
正直、「家族はつらいよ」は期待してませんでした。
そもそもこの手の演劇は、セリフの言い方というか演技のクサさというか
そういうところがちょっと苦手だからです。
1幕目の「黒蜥蜴」60分が終わって、幕間後の2幕目。
80分、休憩15分挟んでからの30分。
はっきり言って、この長丁場に耐えられるかしら……と思っていた私ですが
なんのなんの。
涙あり笑いあり。
気がついたら80分はあっという間。
さすが水谷八重子さんと波乃久里子さんは上手いなぁ…と
舞台に立つだけで惹きつけられました。
なんてことないおばあちゃんや居酒屋の女将さんを演じてるのに。
で。
期待していた「黒蜥蜴」ですが。。。
美輪明宏の存在感はすごいんだな……を再認識したのでした。
たぶん、役者さんのファンだったら
素敵な黒蜥蜴なんだろうなぁと思ったりします(ああ、ゴメンナサイ)。
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