「ポーの一族」
今さらながら読みました。
昨年、萩尾望都さんの大ファンだという知人に
「『ポーの一族展』があるよ。」
と教えたところ
「じゃ、一緒に行きましょう!」
ということになり、連れ立って展覧会を観に行きました。
会場は日曜日ということもあって
超満員。
老いも若きも原画を食い入るように見入っていて
っていうか
みんな、漫画読んでるやろ……
という状態で
来場者はピッタリと動かず。。
じつは「ポーの一族」を読んだことがなかった私は
ちょっと消化不良で終わりました。
そんな私に、展覧会後知人が貸してくれました。
ああ、展覧会前に読めばよかったとはげしく後悔。
少年のまま年をとらないエドガーとアランが
時を超えてそのままの姿で現れるため
タイムラインが単純に過去から現在に流れているようで
でも所々前後してるような
交錯しているような
不思議な気持ちがしました。
また、見えない世界の表現が繊細かと思うと
逆に大胆な構図だったり
光と影のコントラストを使って表す絵や
小さなコマの中の絵も面白いなと思いました。
そう思うだけに
展覧会前に読んでたらどれだけ展覧会を楽しめただろうと
今さらなのです。
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